スワイショウについて

リラックスの修練として

日常生活、スポーツや氣功をする上でも余分な力を抜く、緩める、リラックスする必要があります。

リラックスすることで、氣功的には

・氣血の流れが上がる

・肉体の歪むが取れて経絡の詰まりが解消する

・脳波落ちやすくなる

などの効果があります。

 

体を緩めるために、色々な方法があります。

 

緩める方法は、

①静的(スタティック)

②動的(ダイナミック)

の方法に分けれます。

どちらもそれぞれ特性があり、正しいやり方で行うことで効果があります。

当会では、まずは動的なスワイショウをお勧めしています。 

 

スワイショウのパターン

スワイショウにも色々なパターンがあります。

その中でも代表的なものが

①捻じるスワイショウ・・・体を左右に捻じる

②前後のスワイショウ・・・腕を前後に振る

です。

 

この2つでは、はじめに「捻じるスワイショウ」から、はじめていただくのがおすすめです。

 

スワイショウのポイント

スワイショウは、基本的にリラックスするために行います。

ですので、行った後に行う前より、緩んでいるか判断します。

あまり変化がない、緊張していれば、やり方が間違っています

 

それぞれのスワイショウで、正しいやり方を行うためのいくつかのチェックがあります。

正しく行えば、スワイショウした後にリラックスが深くなっています。

 

 

捻じるスワイショウのチェックポイント

捻じるスワイショウでは、以下の点に気を使てください

・足は肩幅でつま先は正面に向ける

・膝は軽く曲げる

・足や膝は位置は動かない

・回転は股関節で

・尾骨はまっすな角度で背骨は自然な湾曲

・骨盤の回転が背骨を順番に上に伝わっていく

・肋骨と肩甲骨がずれる

・肋骨から胸骨、鎖骨、肩関節へと伝わる

・腕はひものように動かされる

・遠心力、重力を感じる

・背骨の軸は体の中心にあり、左右にずれない

などです。

 

前後のスワイショウのチェックポイント

前後のスワイショウでは、以下の点に気をつけてください。

・足は肩幅でつま先は正面に向ける

・膝は軽く曲げる

・前後の動きは股関節から

・背骨は各骨がバラバラに前後の動き

・手、腕、肩に力を入れない(筋収縮しない)

・背骨の動きと遠心力で手が上がる

・重力で手が落ちる

などです。

 

リラックスを深める

 スワイショウは、単純な動きですが、効果は素晴らしい物があります。

 

スワイショウのやり方を覚えるのは、もちろんのことですが、繰り返すごとにリラックスを深めていきたいです

リラックスが深くなるほど、気功の能力も高くなります

 

ぜひ、毎日の生活にスワイショウを取り入れてみてください。