歪み、ずれに合わせることも必要
歪み、ずれがある
肉体は、ずれや歪みがあります。
通常、ヨガのアーサナ、気功の導引(ストレッチ)などは、肉体を緩め、歪みやずれを本来の状態に戻すためにも行われます。
また、肉体と心、氣の体とのズレもあります。
この歪みやズレを良くしたいと、色々なことをやりますが、よくならない場合もあります。
歪み、ずれには意味がある場合も
歪みやずれには原因があります。
一つの考え方として、
①肉体
②心
③氣(エネルギー)
と分けて考えます。
それぞれの要因で、歪み、ずれが起こります。
※物理的な歪み、ずれの現象は肉体に起こります。
肉体では、左右に偏った姿勢を長時間続けることや、ケガ、内臓からの影響などです。
心では、精神的なストレスなどです。
氣は邪気の影響などです。
ここで、歪みやずれは意味がある、何かを訴えている、原因があります。
この原因の部分を改善することなく、表面的にまっすぐしても元に戻る(ズレや歪みがある状態)ことがあります。
体位、導引のアプローチ
ヨガで言う体位、氣功の言う導引、ストレッチなどで、歪み、ズレにアプローチしますが、これには2つのアプローチがあります。
分かりやすいように、捻じる形で説明します。
①捻じりにくい方向を多くする、大事にする
②捻じりやすい方を多くする、大事にする
この2つはアプローチ法が違いますね。
これは、①の捻じりにくい方を多くするアプローチ法が重要視されている感じがしますが、どちらが正しいではなく、どう使うかが大事です。
合わせることで良くなる
↑で、歪みズレには意味があると書きました。
特定の場合は、これに合わせることで良くなるケースがあります。
先ほどの捻じりのポーズなどで、肉体が望むように歪ませていきます。
これにより、
体が緩み始める
深部がリラックスする
副交感神経に切り替わる
氣の流れが旺盛になる
などの変化が起き、元の姿勢に戻した時に歪みやズレが改善していることがあります。
※他にも、肉体と氣の体、経絡の状態、心と体のズレなどが変わることもあります。
ですので、場合によっては、歪みやズレに合わせていくことも必要です。
うまくこれを使ってリラックスしていただければ思います。