周天法の流れ
周天法で氣の基礎能力を上げる
氣を感じる、身に付ける、使えるようになる、より健康になる、ヒーリングなどの技術を使うなどのためには、周天法などで氣の基礎能力を上げる必要があります。
そのために、小周天などの周天法を中心に、行を進めていきます。
これは、スポーツで言えば、フィジカルと言われるものに当たります。
優れたスポーツ選手は、フィジカル(基礎の運動能力、基礎能力)と技術の両方を持ち合わせています。
スポーツの分野で、その競技の技術があっても、持久力や筋力などがなければ試合に勝つことは難しく、持久力や体力があっても、技術がなければ、これもまた勝つのは難しいです。
氣功治療や、ヒーリングなどの技術を学んだり、伝授を受けても、効果が少ない場合は、この基礎能力が低い場合が多いです。
この基礎能力は、
・扱える氣の量、強さ
・氣の操作能力
・氣を感じる能力
などになり、周天法で開発する、経絡や経穴、精宮(チャクラ)に関係しています。
周天法の種類
周天法と呼ばれるものにはいくつか種類があります。
腕周天・・・両腕で行う
小周天・・・督脈と任脈で行う
全身周天(中周天)・・・手足や中脈、帯脈など全身で行う
大周天・・・先天の氣、天地の間で行う
対人周天・・・他者と行う
などあります。
この中で、基礎能力を高める場合は、
小周天→全身周天(中周天)→大周天・・・となります。
他の行も加えると
リラックス(放鬆)→築基→陽気の発生→小周天→全身周天→大周天→さらにその先に・・・
となります。
周天法の流派による違い
氣功は、古代では門外不出、口伝の部分も多くありました。
ゆえに、認識が違う場合あります。
いくつか、混乱しやすい部分をあげます。
・督脈と任脈の接続部にいくつかの分類があります
・小周天にも段階があり、低い段階と高い段階があります
・全身周天=大周天の流派があります
・帯脈の数が違います
これらの違いを理解して、周天法に取り組むと良いです。
美容や健康効果から潜在能力の開発
周天法に取り組んていただくと、様々な変化、効果が出てきます。
一般的に、ヨガや氣功は、美容や健康に良いとされます。
周天法には段階があり、それを進んでいくと、潜在能力の開発にも効果があります。
人生の生きる上で、本来持っている潜在能力を開発することによって、人生に変化を起こす可能性がでてきます。
周天法も、しっかりとした段階、体系があります。
それに沿って進めていく事で、氣の基礎能力が上がってきます。
ぜひ、周天法に取り組んでいただければ思います。