周天法の流れ
周天法で氣の基礎能力を上げる
氣を感じる、身に付ける、使えるようになる、より健康になる、ヒーリングなどの技術を使うなどのためには、周天法で氣の基礎能力を上げていきます。
そのために当会では、
①必要な知識
②氣の基礎能力、本質力
③氣を使った技術
を3つの柱としています。

知識のみでは、自分を変える、変化が起きません。
技術を支えるには、基礎能力、本質力が必要です。
高めた能力を、どう人生に生かすかも大事です。
スポーツの分野でも、綺麗なフォームであっても、それを支える基礎の筋力、体力などがないと、良いパフォーマンスになりません。
ヒーリングなどの技術を学んだり、伝授を受けても、氣やエネルギーを感じられない、効果が少ない場合は、この基礎能力が低い場合が多いです。
この基礎能力は、
・扱える氣の量、強さ
・氣の操作能力
・氣を感じる能力
・丹田、経絡、精宮(チャクラ)の開発
などになります。
また、この氣の能力も、美容と健康を上げる段階から、人のもっている能力を引き出す段階まであります。
周天法の種類
周天法と呼ばれるものにはいくつか種類があります。
腕周天・・・両腕で行う
小周天・・・督脈と任脈で行う
全身周天・・・手足や中脈、帯脈など全身で行う
大周天・・・天地の間で行う
対人周天・・・他者と行う
などあります。
この中で、基礎能力を高める場合は、
小周天→全身周天→大周天・・・となります。
他の行も加えると
リラックス(放鬆)→築基→陽気の発生→小周天→全身周天→大周天(先天の氣の発動)→さらにその先に・・・
となります。

流派による違い
氣功は、古代では門外不出、口伝の部分も多くありました。
ゆえに、認識が違う場合あります。
いくつか、混乱しやすい部分をあげます。
・督脈と任脈の接続部にいくつかの分類があり、流派によって違います
・小周天にも段階があり、低い段階と高い段階があります
・全身周天=大周天の流派があります
・当会では大周天は、天地との周天としています
・帯脈を一つとする流派と、複数の流派があります
ヨガとの比較、関連性
氣功と同じく、ヨガも広がりをみせています。
ヨガも、美容と健康を目的としてものから、より深い段階、悟り、クンダリーニなどのヨガもあります。
ヨガと比較して理解を深めていただければと思います。
・ヨガのプラーナ=氣功の氣
・ヨガのナディ(スシュムナー、イダ、ピンガラ)=氣功の経絡
※ともに生命エネルギーが流れるルート
・ヨガのアーサナ=氣功の導引、スワイショウ
※ともにリラックスによる肉体を整える
・ヨガの火の呼吸=氣功の武息など
※ともに生命力を活性化、火を起こす
・ヨガのチャクラ=氣功の経穴、精宮
・ヨガのクンダリーニ=氣功の先天の氣
他の神秘行と呼ばれるものにも似た概念があります。

段階にそって進めていく
色々な知識を得る、技術を見につけるために、学校などに行きます。
学校では、各段階を進んでいくことで、効率が良いです。
氣功にも上にあげた段階があり、進んでいくことで氣の能力が上がります。