小周天は伝授が可能か?継続が大事な理由
小周天は伝授で達成できるものか?
当会では、小周天などの周天法を基礎として取り組んでいます。
小周天は、伝授や人からの氣の施術などで、達成は可能なのかと問い合わせがあることがあります。
伝授や人に何かしてもらうことで、達成でるきるとより楽になりますので、疑問をお持ちになると思います。
このことについて、解説させていただこうと思います。
小周天とは
まずは、小周天についてです。
小周天とは、周天法の基礎になるもので、背中の督脈とお腹側の任脈に気を回す功法になります。
督脈は、陽の代表的な経絡で、任脈は、陰の代表的な経絡になります。
それぞれの、経絡に、経穴があり、三丹田とも関わりが深いです。
この二つの経絡に、氣、陽気を回していくものが小周天となります。
変化を伴うもの
小周天を行う時、気が巡っている時には、必ず変化を伴います。
気功では、意念が重要と言われます。
意念とは、意識+想念と考えます。
想念とは、イメージすることに近いです。
ですので、気功はイメージ法と思われたり、そういった側面もあるのも事実です。
ただし、火の玉やマグマが動いている、経絡に気を回すことをイメージするだけで、変化が伴っていないとそれは意味のないもとの認識します。
実際に、気を巡らすとしっかりとした、温かくなる、びりびりするなどの変化が出てきます。
変化が出ないということは、小周天がうまくできていないと考えます。
これは、はじめの段階は「気血」として考えます。
古代から、「気は血の師であり、血は気の母である」と言われます。
気は血を循環させます。
血は体温を運んだり、赤いもので、血流が上がると、温かく、赤くなります。
しっかりと気の流れに変化が起きると、血液などにより肉体の変化もしっかりと起きるということです。
経絡経穴は変化するもの
督脈と任脈に気を巡らす目的の一つに、経絡や経穴、チャクラの開発があります。
一般的に、チャクラもそうですが、閉じているや開いているといった表現をさます。
この閉じたものを開くには、自分で行っても良いですし、人にしてもらっても良いです。
こういったことで、人からの何かしらの作用で、小周天のサポートは可能です。
ただし、次のことを知っていただきたいです。
まずは、生まれたときは、全身の経絡やチャクラは開いているといわれます。
それが成長するにしたがって、閉じてくる傾向にあります。
よく子供の時に不思議な能力があったり、経験することはこの経絡やチャクラの開きと関係があると思われます。
これは、人の一生という長いタイムスパンで見たときです。
他に、短いタイムスパン、つまり、一日、一日やごくわずかな時間でも、この閉じたり、開いたりが起こっています。
また、閉じる、開くは、その二つの違いのみではなく、グラデショーンのように、開くということもより、より開いていくことも可能です。
チャクラの図に示される大きさではなく、はるかに大きく開くこともあります。
継続することが大事
経絡やチャクラは、日々、閉じたり開いたりするなどの変化をしています。
一時、人から何かをしてもらい、督脈と任脈、チャクラを開いてもらって、気がうまく巡ることもありますし、達成までの短縮になります。
ただし、日々変化するので、一度開いてもらったからそれで終わりという風にはなかなかいかないです。
また、その開き方にも段階があり、より開くことで、変化も強く出てきます。
ですので、ご自身での日々の周天法を合わせて行うこともおすすめでしています。
これにより、経絡やチャクラを良い状態で保つことができる。
より開いていくことによって、変化、効果が強くなる。
といったことが期待できると思います。