氣功、氣のトレーニングについて
氣功とは、氣のトレーニング
氣功という言葉があります。
ここでは、氣のトレーニングとして考えます。
世の中には、色々なトレーニングがあり、取り組むことによって、効果が発揮されたり、変化がおきてきます。
ただ、闇雲に行っていては、効果が出ないだけではなく、悪い効果が出る場合もあります。
しっかりと、原理、原則を理解して行うと良いです。
トレーニングの5つの原則
トレーニングには、5つの原則があります。
それは、
①全面性の原則・・・全身をバランス良く鍛えると良い。
氣功の場合は、心身の両方を鍛え、これを性命双修と言います。
また、上のチャクラと下のチャクラ、後ろの経絡、前の経絡などバランス良く鍛える方が良いです。
②個別性の原則・・・個人の特性や能力に合わせたトレーニング。
年齢や氣を感じる能力、陰の体質か陽の体質かなどがあり、それに合わせて行うと良いです。
③意識性の原則・・・どの部位を鍛えるか、どんな意味を持っているかなど、意識の持ち方によって変わる。
この功法では何を鍛えるのか、どんな意味があるのか、どこに注意するかなど意識して行うと良いです。
④漸進性の原則・・・少しずつレベルアップする。
氣を高めるために負荷をかける場合があります。負荷を少しづつかけるように進めていきます。
⑤反復性の原則・・・継続的に行うことによって、大きな効果を得られる。
氣功も、繰り返し行うことで大きな効果が得られます。
これらの5つの原則は、氣功を行う上でも役に立つ考え方です。
目的は、氣の強化と操作能力の向上
氣功は、
①氣の強化
と
②氣の操作能力の向上
が主たる目的になります。
①氣の強化とは、
氣が強くなるとは、氣の量が増える、生命力・生命エネルギー・元気の増加と言う考えです。
東洋医学では、氣の量の概念があります。
元気と言う「氣」が減ったり、増えたりすると考えます。
元気が少ない、不足している状態を「氣虚」と言います。
不足している氣を補うことで、健康になります。
補う段階から、さらに増やす、強化することを目的とします。
②操作能力の向上
氣を扱う能力で基本的な動きは、
「昇降出入」などです。
氣が上がる、下がる、出る、入るなどです。
氣は、生きている、生命活動を営んでいると、本人が知覚できるかどうかは別にして、体を巡っています。
経絡を氣が巡っていて、それを、操作できるようになりたいです。
体内の操作になります。
また、自分の体から出すや、自分に入れるなどの、自分の外との操作もできるようになりたいです。
体外の操作になります。
また、当会での氣についての、
「量、質、形、運動性」
なども、操作できるようになっていきたいです。
これは、①の氣を強化することに関係することはもちろんのこと、他人の健康を上げる(気功治療、ヒーリング)など、気功を使った技術に必要な能力です。
操作能力の向上をしない流派と偏差、クンダリーニ症候群
気功にも様々流派や、やり方があります。
一部には、氣の操作能力の向上を行わないものもあります。
健康が目的であれば、①の氣の強化のみで可能です。
ただし、①のみですと、氣功を行う際の副作用として偏差が起こりやすくなると考えます。
偏差も諸説ありますし、色々な状態があります。
字をみて考えると、「偏り差がある」となります。
理想的な氣の状態、分布、バランスから、上に氣が多くなり、下に少ないなどの偏り、差がある状態と考えられます。
仮に気が極端に上に偏っても、氣の操作ができれば下げれば偏りがなくなります。
氣の操作能力も意識して鍛えると良いと思います。
偏差よりも酷い症状として、クンダリーニ症候群があります。
このクンダリーニ症候群も、氣の操作能力を向上しておくと、より安心になります。
小周天は両方鍛えることが可能
当会では、小周天などの周天法を重要視して取り組みます。
意図をもって氣を強めますし、それを回して動かしていくことで操作能力の向上になります。。
①と②の両方のトレーニングになります。
ヒーリングなどの氣を使った技術を行いたい場合にも、氣を操作することが必要ですが、自分が扱える氣の量を増やすことが、効果を上げることに繋がります。
氣を使った技術をしたい場合も周天法はおすすめです。
気功に取り組まれている方は、ぜひ周天法も取り入れていただくのをおすすめします。
詳しく、知らない方は当会で指導を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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