陽気の発生と武息

この講座の意図と目的

この講座は、

小周天の前に行う陽気についての理解を深めて、陽気の発生法や武息を身に付ける

になります。

 

・陽気とは

・なぜ陽気を発生させるのか

・陽気の発生のさせ方

・武息について

・肛門について

・ポイント

 

陽気とは

人には氣(生命力、生命エネルギー、性エネルギー)があります。

それを感じて強めたり、コントロールする、潜在能力の開発が仙道や氣功です。

 

氣を感じる感覚は、

ビリビリする感じ、圧力、スースーする感じなどありますが、その中で温かさ、熱感として感じるのが陽気です。

※氣の操作により、血流の変化、活性化すると熱の発生に繋がります。

 

陽気の発生は

氣の活性化、強さが分かる

どこに流れているか分かる

閉じた経絡やツボ(チャクラ)を開くことができる

などの目的で行います。

 

陽気を発生させる場所

陽気は、全身のツボで発生させることが可能になりますが、初めは氣海、下丹田行われることが多いです。

※精を氣に変えやすい、熱を強く発生しても問題がない、腹圧、肛門を使えるなどの理由です。

 氣海の位置は、お臍から指2~3本分下。

人によっては、関元や神闕の方がやりやすい場合もあります。

 

陽気の発生法

通常、以下のような意識の集中、呼吸法などで陽気を発生させます。

陽気の発生は

①意識の集中

②想念(イメージ)

③呼吸法、肛門などの肉体の操作

で行います。

※①と②を合わせて、意念と言います。

 

①、②、③はそれぞれでも、陽気が発生します。

合わせることで、より強い陽気の発生になります。

 

各要素で個別に練習して、合わせていくのがおすすめです。

①意識の集中

より多くの意識を集中することで、陽気が発生します。

 

・手の平に意識を集めます

手の平をこすり合わせたり、手のひらを動かしても良いです。手の平を見るとやりやすい人もいます。

この時の手の平の変化を感じます。

 

・気海に意識を集めます

手の平を気海にかざす、気海の上に重ねるなど行います。

手の位置、角度、重ね方、目で見るなど試してみてください

 

この時の氣海の変化を感じます。

それぞれ行い、やりやすい方で行います。

 

 

②想念(イメージ)

イメージで、身体は変化を起こします。

下丹田に、炎やマグマを想念、イメージすることで陽気が発生します

 

想念の力、イメージ力にも弱い、強いがあります。

よりリアルにイメージすることで大事です。

 

また、五感それぞれで炎やマグマを感じます

炎やマグマは、どんな色、形、動きですか?

炎やマグマは、どんな音ですか?

炎やマグマは、どんな臭いですか?

炎やマグマは、どんな熱さですか?

 

マグマは、地球内部にあると言われています、地球内部からマグマをすくい上げて、手の平で感じます。

手の平で感じた後は、下丹田に入れて、下丹田で感じます。

 

 

③呼吸法と肛門

呼吸法の中の半文息、武息と肛門の動きで陽気を発生します。

 

緊張すると、陽気が上に上がったり、散るので、力を抜いて行います。

まずリラックスして、緊張が強くならないようにしながら、すすめていきます。

※初めは、軽めの負荷半分息から始め、強い負荷武息に移行していってください。

 

・呼吸する場所

胸部と腹部を2つに分けて、下丹田のある位置、下腹部で行います。

息を残り3にして、呼吸をとめて上下動作を行います。

下げることで下腹部まで息が下りて、

下腹部で呼吸する感覚、腹圧をかける感覚になります。

 

上げたときに、胸が膨らみお腹が凹む。

下げたときに、胸が凹みお腹が膨らむ。

のを感じます。

 

この時に、片手を胸に当てて、片手を下腹部に当てて、動いているか確認してください。

 

できるだけ、お腹が大きく動くように、できるだけ下すことが大事です。

 

・呼吸を増やして上下

息の残りを3で出来るようになれば、息を多くして上下動作を行います。

この時に、よりお腹が膨らむ、凹むように、またより下げる(腹圧をかける)ことを感じます。

 

注意点は、姿勢はまっすぐの状態で行い、体が前後しないようにしてください。

また、ここでも手を胸と下腹部に当てて、動いているか確認してください。

 

・下腹部での呼吸

息を下げた状態

腹圧をかけた状態

下腹だけ力を入れた状態

下腹部の中心に圧をかけた状態

で呼吸をします。

ここで、下丹田での呼吸(丹田呼吸とも呼ばれる)が行えるようになります。

 

この時に、胸部が動かないように、腹圧の感覚が緩まないようにしてください。

↑腹圧は横隔膜をメインとしてかけます

 

・息をとめる、腹圧をかける

息を吸った後に、息をとめてさらに

下腹部に下す

腹圧をかける

下腹部に力を入れる

下腹部の中心に圧をかける

を行います。

そうすると、お腹の中で血流が増加して、熱が発生します

 

首肩の力は抜いたまま、腹圧のみを強くするようにしてください。

 

・さらに負荷をかける、強くする

さらに負荷をかける、呼吸を強くすることで、血流の増加、陽気の発生に繋がります。

負荷をかける、呼吸を強くするとは、気道を狭くして呼吸を行うことです。

 

負荷は3パータンあります。

・小刻みに吸う、吐くを行う

・小刻みに吸って、小刻みに吐く

・ゆっくりと吸って、ゆっくりと吐く

 

この時も、首肩の力は抜いたまま、必要な部位のみ負荷をかけるようにします。

陽気の発生が目的のために、この中でやりやすい方法で行ってください。

 

肛門の動き

肛門の括約筋を使うことで、陽気を発生させます。

 

肛門の括約筋を使う

括約筋を収縮、弛緩を繰り返してください。

括約筋のみを動かします。

 

収縮、弛緩をするとまわりの血流が上がり熱が発生します。

 

呼吸と合わせて行う

慣れてきたら、呼吸と合わせます。

息を吸うときに締めて、吐くときに緩めます

 

この時の血流、下丹田の感覚の変化を感じます。

 

合わせて行う

各要素で練習して合わせて行います。

 

合わせるときに、吸う息で氣があつまり下丹田の炎がより燃える

吐くときに下丹田にある炎に向かって吐くことで、より熱が強くなる

など組み合わせるとより陽気が発生します。

 

 

陽気の発生のポイント

意識の集中、想念、呼吸法、肛門を個別で練習して合わせていく

必要な部位のみ収縮させて、他はリラックスすること

呼吸の上下は、姿勢を前後に動かさないこと

呼吸の際の負荷は、軽めから徐々に強くしていくこと

精を増やすこと

自分の感覚のわずかな変化を感じ、認めること

温かさを基準としていくこと

 

また、陽気は自然発生するようになってくきます