骨は単なるカルシウムの塊ではない
骨は、骨格と言われて、カルシウムの塊で、硬いものと言う認識があります。

骨があるので人は立つことができて、動きも骨があるからしっかりとできます。
最近の研究では、骨について色々分かってきました。
骨の構造について

骨は、本体のまわりに骨膜と言われる膜がり、その膜は関節包や靭帯に移行して、その次の骨の骨膜になっていきます。
骨膜には、電気信号が流れて、これを氣の一種と認識します。
「骨膜」や「骨」と「電気信号」の関わりには、① 激しい痛み(神経の電気信号)と、② 骨が自ら作り出す電気(圧電効果・ピエゾ効果)という2つがあります。
①私たちが「骨が痛い!」と感じるとき、実際に激しい痛み信号(電気信号)を発信しているのは骨そのものではなく、骨を包んでいる「骨膜(こつまく)」です。
痛い時に、骨膜に氣、電気信号が流れると言うことです。
②「骨に負荷がかかると電気が発生する」という現象です。これを圧電(あつでん)効果またはピエゾ効果と呼びます。
仕組み
- 骨への圧力: 歩く、走る、ジャンプするなどして骨に機械的な力が加わると、骨がわずかにたわみます(変形)。
- 電気の発生: 骨に含まれるコラーゲン線維などがズレることで、その部分に微弱なマイナスの電気(負の電荷)が発生します。
- 骨芽細胞の活性化: この微弱な電気信号(電流)がスイッチとなり、骨を作る細胞(骨芽細胞)が集まってきて、負荷がかかった部分の骨をさらに強く、太く作り変えます。
この電気信号で骨が育つ仕組みは医療の現場でも使われているようです。
骨と全身のコミュニケーション
骨はただ体を支える「カルシウムの塊」ではなく、全身の臓器と「電気信号」や「化学物質(メッセージ物質)」を使って密に会話(コミュニケーション)をしている最先端のコントロールタワーであることが分かってきました。
1. 骨の中のネットワーク:骨細胞の「有線」電気通信
骨の内部には、「骨細胞(こつさいぼう)」という細胞が網の目のように張り巡らされています。彼らはまるでインターネットのLANケーブルのように突起を伸ばし、お互いに繋がっています。
これにより、どの骨を弱くするか、どの骨を強くするかを行っているようです。
2. 骨が全身に送る「無線」メッセージ(骨ホルモン)
さらに驚くべきは、骨は自分自身の中だけでなく、血液という「無線」を使って全身の臓器にメッセージ(骨ホルモン)を飛ばし、対話している点です。
骨を作る「骨芽細胞」から分泌される 「オステオカルシン」 という物質が、その代表例です。
| 送信元(骨) | 受信トレイ(各臓器) | 骨からのメッセージ(効果) |
| オステオカルシン | 脳(記憶) | 「脳細胞を活性化して、記憶力や認知機能をアップせよ!」 |
| 膵臓・筋肉(代謝) | 「インスリンを出して血糖値を下げ、糖の代謝を高めよ!」 | |
| 精巣(生殖) | 「男性ホルモン(テストステロン)の分泌を促し、若々しさを保て!」 |
骨に電気的な刺激(衝撃)が加わると、骨のコミュニケーションが活発になり、記憶力が良くなったり、血糖値が下がったり、全身が若返るというメカニズムが体内で働いています。
3. 骨と「免疫・血液」の対話
骨の内部にある「骨髄(こつずい)」では、体中のすべての血液(赤血球や、病気と闘う白血球・リンパ球などの免疫細胞)が作られています。
骨は、自分の状態を免疫細胞に伝えることで、「今、体に異常(炎症など)が起きていないか?」を常にチェックし合うコミュニケーションをとっています。例えば、骨膜に炎症が起きる(シンスプリントなど)と、その電気信号や化学物質のSOSを骨髄がキャッチし、修復のための細胞を急ピッチで送り出す、といった連携が行われます。
つまり、骨を刺激することは、全身のスイッチを入れることになります。
骨と全身のコミュニケーションを活発にするには骨への適度な衝撃
骨が適度な刺激を受けて、電気信号を発するたびに、体中の臓器がそのメッセージを受け取って活性化しています。
代表的な運動としては、
かかと落としやミニジャンプと言われます。
四股もおすすめです。

気功的なアプローチ
一般的には、
運動などの刺激→骨への刺激→電気信号(氣)の流れがあがる→健康
の順番です、
小周天では、段々と深部を通す、骨に気を流すなどの表現がされます。
これができると、
いきなり、骨膜の電気信号を上げることが可能です。
この辺りの働きも先人達は経験的に知っていて、骨のことを伝えていたのだと思うと、感動です。
ぜひ、骨膜を運動で刺激しても良いですし、いきなり気の流れを上げても良いので、活性化していただけると嬉しいです。